恋愛依存症もうつ病?
恋愛依存症というものについてしっかりとした知識をお持ちでしょうか。
最近、複数の男性をとっかえひっかえしているような女性を恋愛依存などと言ったり、
自分は恋愛依存だと気安く口にしたりする若い女性が目立っているように感じます。
しかし、恋愛依存症というのはすごく複雑な内面を持っているのです。
恋愛依存症=恋愛がなきゃ生きていかれないそういうことではないのです。
ここからは女性からの目線で話を進めます。
過度な時間と関心や「自分自身の存在よりも優先されるべき価値」を依存の対象である人にそそぎ込み、そのようすは強迫的であったりもします。
つまり、相手に対して異常な愛情を注いでしまうということなのです。
また相手に対して、「無条件で確実な愛情」という非現実的な期待を持ってしまいます。
関係を持っているあいだは、自己管理が出来なくなり、恋愛にのめり込んで、周りが見えなくなってしまうのです。
幼いころ、親から十分な愛を受けられなかった場合が多いので、恋愛にのめり込み、確実な愛情を注いでもらえることで安心感を保とうとしています。
ですから、恋愛依存症は恋愛なしでは生きていけないという、それだけではないのです。
複数の男性をコロコロ取り替えるというイメージを持たれがちな原因は、「無条件で確実な愛情」というのを求めても、思うようにいかない結果が多く、結局すぐに破局してしまうために、また新しい愛情を注いでくれる男性を求めて交際を始めるのです。
そのため周りからは「いろんな男性と関係を持つ」というように見られがちなのです。
しかし、恋愛依存者が抱えている問題は深刻で、悲しいものなんです。
その苦しさは、同じことの繰り返しを続けてしまう彼らが一番良く分っていることではないでしょうか。
恋愛依存とうつ
恋愛依存の傾向があらわれたために、持病であったうつを再発させてしまった女性の話を聞きました。
恋愛依存者の特徴に「見捨てられへの恐怖」というものがあります。
そこから見えてくる心の変化についてお話します。
彼女には付き合って1年になる恋人がおり、半同棲生活を送っていました。
彼女は以前精神的な疾患を患っており、その症状に苦しんでいる最中にその恋人と出会ったそうです。
最初のうちは優しくて、一緒にいて幸せだったのは確かだと言いますが、
付き合って1年を過ぎたあたりから、彼に対して多数の不満を持つようになりました。
しかし、彼にはそのことを一切伝えずに、我慢することでその場をしのいでいました。
彼からしばしば不当な接し方をされ、傷ついたりもしていましたが、見捨てられることへの恐怖から何も反発することは出来ず、ただ我慢するだけだったと言います。
その結果、多大なるストレスから自殺願望、自傷行為などのうつ病当時の衝動が再び見られるようになってしまったということです。
大雑把にまとめたこの話から見えてくることは、恋愛依存の傾向を原因にうつを再発させてしまった可能性があるということです。
恋愛依存の特徴に「自分の全てを託すことが出来るヒーロー的存在を作り出す」ということがあります。
病気を患っている期間に彼が現れ、慰めたり、励まされたりしたことにより、彼をそういう存在として見るようになります。
彼の不満に対して、我慢を続けていたと言うのは、彼に絶大な愛情を注いでしまうが故に、自己管理はおろそかになった。
つまり自分の感情は無視してでも、彼を愛し続けていたと言うことになります。
これは恋愛依存者特有の、強迫的な愛情を注いでしまうという結果ではないでしょうか。
結局それは、彼女自身には実際膨大なストレスとして課せられていたわけで、
これにより彼女が持病を再発した経緯が明らかになります。
こういった方は、彼女だけではなくもっと沢山いるのではないでしょうか。
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